siicaの名前の由来
ある日、吟遊詩人の展覧会を訪れました。
説明文の中に、
「詩歌(しいか)をつくり、各地を旅しながら歌い歩いた人々」
と書かれていました。
何も知らずに足を運んだ展示でしたが、
その一文を読んだとき、なぜか心が止まりました。
詩歌、という響きの美しさが、
すっと身体に入ってきたのを覚えています。
旅をしながら、詩をつくり、歌い、伝えていく存在。
文化や感情を運ぶ人。
その姿に、
自分がやりたいことの輪郭を見た気がしました。
詩と歌のように、リズミカルに。
さまざまな景色の中で。
日々をそっと支えるものをつくりたい。
そんな想いから、
siicaという名前が生まれました。
写真は、靴下を編む際の編み目を職人が手書きして作ってくれます。
それがなんだか音符に見える。
こんなところまでsiica(詩歌)に繋がる気がして、縁を感じます。